冷え性改善の必須条件とは?

 女性だけでなく近頃冷え性は男性にも訴える人が多いらしい。とはいえ、やはり冷え性は女性の専売特許のような症状だ。

 これは筋肉量の違いとも解説されているし、そもそも女性には血圧が低い人が多いという事情もある。ではあるが、これは現象の解説であって事の本質の理解にはならない。

 という事で、ここではなぜ冷え性になりどのように根本解決をすべきかを解説したい。

 体温を保つのは人体内で発熱があるからであるが、これは「熱の産出」という言葉が使われている。 

 では、どこで熱の産出が行われているかと言えば、当然人体を構成する細胞である。人体内に約60兆個もあると云われる細胞が代謝の過程で熱を生み出している。

 熱を生む一番の組織は筋肉。これはわかる。皆さんが運動をすれば温まる。筋肉は活発に働き、その度に代謝を亢進しながら熱を生むわけだ。

 次に熱を生む組織は命に関る脳や内臓と云った器官。それらが代謝の度に生む熱で血液が温められて全身を巡る。

 つまり、血流の良し悪しで基礎体温が決まる。

 そこで毎日十分な運動をし内臓にいい食生活をすれば基本的に健康に必要な体温を確保する理屈になる。

 ところが、毎日運動をしている人にも冷え性は多いという現実もあれば、正しい食生活(自然の物を旬に応じてよく噛んで腹八分)の実行は完璧にはできない現実もある。

 冷え性改善法の情報はネットでも様々な形で得ることもできるが実践が難しく、低体温症の人口割合は増えているというのが事実だ。

 低体温症は癌、アレルギー性疾患、膠原病を始めとする多くの病気の温床とも解説されている。では、どうやって冷え性、あるいは病気の温床である低体温症を改善すべきか。

 私の治療にその答えはあるのだが、こういったネットの場では悪意や誤解に基づく中傷も起こりやすいので本質の解説に止めておきたい。

 細胞の熱の産出は細胞を構成する分子の運動で可能となる。いわゆる分子運動だ。

 従って、この分子運動を促進することを可能とする方法があれば、加齢とともに低下する細胞の代謝能力をアップできる。つまり、熱の産出が巧く行くようになる。

 さらに、この産出された熱で温まった血液が体内をよく巡るようにできるなら、これも冷え性を大いに改善することは間違いないことである。

 要は、熱は血流によって運ばれるのである。従って、心臓→大動脈→中動脈→細動脈→毛細血管へと行き渡る血流を促進できる方法でなければならない。

 
熱の産出と血流


 これがもともとの体温の正体であり、このメカニズムを促進する方法でないと基礎体温は上がらないし安定しない。

 冷え性が昂じる(基礎体温の低下)と思いもしない病気が生まれる。なぜなら、冷えによって血液は確実に汚れてるからである。

 生理痛や子宮内膜症、卵巣嚢腫など婦人器の病気を患う人の多くが冷え性=低体温症なのが現実。

 私の治療は別として、まずは過食を改め体を温める食生活をしストレッチを日課としてもらいたい。