癌と体温と免疫の関係が明らかに

 亡くなられた安保徹博士、石原結實博士、斎藤真一博士などを始めとして癌の真因は免疫力の低下とする意見が多い。これは昔から森下敬一博士が主張されていたことでもあり、やっと世の中が目覚めてきたかといった思いがする。テレビなどでもそういった解説が為されるようになった。


 思えば、昔厚生省(現厚生労働省)は「五年以内に癌ウィルスを発見し十年以内に癌を撲滅する」などと宣言した時もあったが、探しても探してもそんなウィルスは一匹も見つからなかったわけだ。今はもうそんなウィルス説を唱える人もいなくなってしまったようだが。


 癌という病気はどう考えてもウィルスのようなものが原因とは考えられない。どう見ても人体の生理が生み出す不具合だ。それなのに今もなお人体の生理を改善することをしないで、ただ手術で切除したり抗癌剤や放射線で叩くことばかりしかやっていない。奇観である。

 
 現在わかっていることは基礎体温が高い人に癌患者はいないということらしい。人体内でも心臓や脾臓などのもともと体温が高い部位には癌は発生しない。内部が比較的空洞で冷えやすい部位、つまり肺、乳房、大腸、子宮、胃、胆管、肝臓や腎臓などに癌は多発する。


 年齢的にも子供や若い人には癌患者は少なく、加齢とともに癌は患いやすくなる。これは加齢とともに血流が悪くなると基礎体温が低下すること、つまり免疫力の低下とともに発生しやすくなるということだ。この辺が癌発生のメカニズムであることに間違いはないだろう。


 そもそも癌細胞とは毎日発生していると解説されている。それをいわゆる癌という病気の段階に行かないで済んでいるのは、免疫細胞(白血球)が癌細胞を分解してというのが理由。白血球は約40℃の熱で最大活性化するものだ。だから、基礎体温の低下とともに働きが弱くなり癌発生となる。


 では、癌という病気の治療は基礎体温の上昇、つまり免疫力の上昇を実現する方法でなければならないはずだが、現代医学はそれを無視した治療ばかりやっている。近藤誠癌研究所の近藤博士は癌で死ぬよりも癌の治療で死ぬほうが多いと言われているし、細川博司博士は抗癌剤は増癌剤と主張されている。


 素人としては何を信じるべきか迷うところだろうが、私は経験的に癌は免疫力の低下で発症する病気と考えている。私の治療は癌を治すことを目的にはしていない。ひたすら血流を促進して体温を上げることだが、その過程であったはずの癌が消えていたという経験を何度もしてきた。


 そもそも体質とは他人(医療など)の力で良くできるものではない。体質は飽くまでも個人の生活の中で改善し維持する以外に方法はないのである。その体質改善の根本は人体生理の基本である血液と血流の質の改善に尽きる。つまり、毎日の生活の中での浄血と血流促進こそ癌予防の決め手となる。