内臓から来る肩凝り

女性の体の悩みランキングなどを読んでみると、常に第一位に肩凝りがある。次に、腰痛、冷え性、むくみなどとなる。

肩凝りはだいたい三つの原因が考えられるが、単なる筋肉痛はゆっくり筋肉を休ませると治る。


ただ、これが腰がらみ、つまり骨盤のズレや脊柱の湾曲がある場合は全身の歪みを正す必要がある。


さて、問題は内臓が悪くて肩凝りを併発している場合。理の当然、これは当該の内臓の調子が良くならないと解決しない。


この種の肩凝りは関連痛と解説されている。内臓から上る神経は肩辺りで肩の神経と一本になっている。


それで、本人は肩に痛みを感じるわけだが、本当は内臓が悪い。ところが、内臓の神経はその部位での痛みは当初は感じないものらしい。


事実、狭心症や心筋梗塞の方はよく左の肩が痛んだり痺れたりする。酷くなるとみぞおち辺りが痛む。


また、胃や肝臓が慢性的に悪いと右の肩痛む人が多い。中には首が巧く回せないといった方もいる。


問題は本人には肩の痛みとしか自覚されないので、湿布を貼ったりマッサージに通われたりするが、解消しはしない。


そうしているうちに内臓そのものはますます悪くなる。そして、慢性肝炎だ狭心症だといった診断を下されることになる。


内臓はほとんどのケース血流不足で代謝不全という形で悪くなる。だから、血流促進以外に根本的な保全は出来ない。


やはり、日頃の食生活の影響が一番出やすいわけで、食物をよく噛んで腹八分の励行が最重要だ。


これだけでも内臓の負担は軽減され確実に体調は上向くはずだが、これにプラス血流促進の手立てがあればなおいい。


毎日のウォーキングなどは続かないが、自宅用で出来る簡単なストレッチでも血流は確実に良くなる。


体の各所を捻る、伸ばすといったストレッチは筋肉や筋膜だけでなく、血管やリンパ管にもいい刺激を与える。


よく噛んで腹八分の食生活と捻る伸ばすストレッチの継続で、内臓から来る肩凝りも改善する。